12月度例会 〜SDGsからビジネスと社会環境の変革を考える〜 を開催しました

平成30年12月19日(水)、AOSSA 6階 研修室601A・Bにて、12月度例会「SDGsからビジネスと社会環境の変革を考える」が開催されました。

目まぐるしく変化するこの時代、新しいビジネスを生み出す意識変革をテーマに五十嵐会長の掲げる3つの進化を促すべく例会を構築してきたビズレボ委員会。6月度例会では個の進化=「イノベーター視点」、9月度例会では組織の進化=「イノベーションを起こす組織づくり」と学びを深めてきましたが、本12月度例会では時代のキーワード「SDGs」をピックアップ。自らのビジネスと経済・社会・環境の関係にフォーカスし、自分たちのアクションでどう社会変革できるのかを考えコミュニティの進化につなげていくという、まさにビズレボの集大成ともいえる事業です。例会時間も気合の3時間!ビズレボ委員会は会員の学び、気づきのためにとことんやります。

そもそも、SDGsとはなんなのか。冒頭、特定非営利活動法人エコプラザさばえの楳原先生より、ご説明頂きます。
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SDGsとはSustainable Development Goals、すなわち世界の抱えるあらゆる問題を解決するための「持続可能な開発目標」の略称です。世界はあらゆる問題を抱えています。未だ貧困に苦しむ地域もあれば、根強い性差別や地球の温暖化など…たったひとつの地球で暮らす我々が持続可能な社会を築いていくためには、これら経済・社会・環境の問題を統合的に解決することが不可欠です。そのために、国連加盟国の193か国が2016年から2030年までの15年間に達成すべき17の目標、具体的な169のターゲット、232の指標を定め、SDGsとして2015年9月に国連サミットにて全会一致で採択されたのです。

お話に真剣に耳を傾ける会員の皆さん。国連?なんやらたいそうな話に聞こえますが…大切なのは、私たちひとりひとりの小さな行動。百聞は一見に如かず、一見は行動に如かず。ということで、登場したのはSDGsカードゲーム!実は楳原先生、一般社団法人イマココラボ公認のSDGsファシリテーターという肩書も持たれており、SDGsカードゲームを扱える数少ない有資格者のおひとりなのです。

本ゲームは、世界を模していて、現実の世界という設定。今回は1チーム3名の16チームに分かれ、それぞれのチームは決められたゴールを達成するため、与えられたお金と時間を使いプロジェクトを実行していきます。そのゴールとは、「悠々自適」「大いなる富」「貧困撲滅」「環境保護」「人間賛歌」の5種類。私たちの価値観の違いを象徴するような内容です。
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いよいよゲーム開始。ゴールを達成するため、お金と時間を使いプロジェクトを次々にこなしていくメンバー。世界の状況メーターは、経済指標がぐんぐんのびていきます。
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前半を終え、ここでインターバル。現在、既に7チームがゴールを達成する中、世界の状況はといいますと…経済絶好調!しかし、環境や社会指標はどん底。大気汚染が進み、いまだに差別の多い国が点在する。これって、みんなが幸せな世界といえるのだろうか…

後半開始、皆の動きに変化が起きます。すでに目標を達成したチームが、余ったお金をほかのチームへ援助したり、時間をお金で買ったり…環境や社会メーターをのばしていくような動きがみられるようになりました。限られた資源を共有し、協力して残り時間プロジェクトを進めていきます。環境メーター、社会メーターもぐんぐん伸び…
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経済、環境、社会のバランスのとれた世界となりました。さらには、16チームすべてがゴール達成。文句なしのSDGs達成です。

前半は皆個々のゴール達成のためだけにプロジェクトをこなしていましたが、その結果世の中はごく一部の人たちしか満足できない世界となっていました。後半は、皆協力することで、理想の世界を実現できたようです。このゲームを通して、個々の小さな行動が世界の状況に影響を与え変化させていくこと、また、異なる価値観を持つ人たちでも、協力し合うことで全員が満たされる共通のゴールを得られることを疑似体験できたのではないでしょうか。

ここで終わらないのがビズレボの例会。最後に、自分のビジネスをベースに「マイSDGsカード」を作成してもらいました。SDGsカードゲームに倣い、12年後の自分のビジネスが世の中にどういった影響を与えるか、どのようなビジネスが必要とされるか、経済・環境・社会の3つの側面から考えてもらいました。
SDGs

持続可能な社会の実現のため、SDGの達成は我々青年経済人の責務です。しかしそれと同時に、新たなビジネスチャンスを拓く指針ともなり得ることに気付かされた、大変意義のある例会となりました。講師の楳原先生、ご参加いただいた会員の皆様、ありがとうございました。

 

記事担当:ビズレボ委員会 増田悠二